【徳守神社 略由緒】
当社の社地は当初現在の津山市小田中の地にありましたが、天文8年(1539)火災に遭い社殿・宝物等悉く焼失しました。1604年、美作の国18万6500石の国守大名として入封した森忠政(森蘭丸の弟)が津山城を築くにあたり、現在地に移して津山城の守護神、津山城下の総鎮守として造営さえれた神社です。
主祭神は太陽を象徴とする、天照皇大神さまをお祀りしております。
遍く地上に日の光を照らす御神威は命の恵み、浄化、そして強い破魔の力を持たれ、人々の暮らしを幸せへと照らし導いてくださいます。
【徳守大祭】
10月第四日曜日(本来23日)
神輿ご巡幸(じゅんこう)に供奉を加えて行列の長さが500メートルにも及ぶ時代絵巻が繰り広げられます。このように長年市民に親しまれている行事であり、津山の誇れる文化財として評価され、平成10年8月4日に津山市教育委員会より有形民俗文化財の指定を受けました。
本年の徳守大祭には、古き姿の復活と、森忠政公造営社としての歴史背景を広く伝えるきっかけの一つとして、鉄砲隊の参加を予定しております。
【大神輿】
現在の大神輿は二代目となりますが、文化8年(1811)氏子の総力を結集し金塗神輿として新調され、近年損傷が著しく修理を望んでいたところ、国の文化財保存事業による修理がなされ、平成23年8月に金色輝く大神輿に甦りました。
当社の大神輿は縦横それぞれ1.7m、屋根部分の縦横それぞれ2.1m、総高2.8m、重さは約1トンと近隣に比類ない大きさを有しています。その大きさと美麗さから「日本三大神輿」と謳われ、津山の誇りの一つとなっています。
当社秋祭りの神輿ご巡幸では、交代要員を含め担ぎ手の総勢が170名程必要とされ、極めて大型の神輿であることが伺えます。
鎮座地:岡山県津山市宮脇町5番地
TEL:0868-22-9532
URL: http://www.tokumori.sakura.ne.jp/
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